女性の敵撃破。

今日もダラダラと我が職場基準で、まったりと平和に仕事をこなしていた夕食後のひとときのことでした。
下りホーム担当なのでホームに行こうとしたら、窓口に女性のお客様がいらして下りホームで女性が呼んでいるとの事。
窓口担当の先輩から自分がそれを伝えられ、じゃあホーム担当についでに行きますと言って事務室を出たら、泣きながら女性が一人駆け寄ってきて
あいつです!捕まえてください!
と言って、足早に去っていく男を指さしながら助けを求めてくる。
こういった場合、もうあれしかありません。
直ちに逃げていく男を追い、自動改札を強行突破した男を引き留め、それでもなお逃げようとする男をテイチョーに引き留め、遅れてやってきた先輩達と、これまたテイチョーに事務室にご案内する。
ジム室内にテイチョーにご案内したものの、大変不思議な事に逃走の意志がありありだったので用心のため自分が事務室の鍵をかけて逃げられないようにして、自分が、
あ〜さっきの電車見に行けなかったな。む
まぁ、もう一人いるからいっか。次の電車何分だったけ?

と腕時計を見て、そいつから視線を外した瞬間やられました。
開けはなっていて案内窓口を乗り越えてそいつが逃亡!
直ちに、先輩と自分が、主として自分が
逃げんじゃねーよ、おら!と怒鳴りつつ、ラッシュの時間で混雑しているコンコースの中でそいつを追いかける!
その怒鳴り声のおかげがどうかは分かりませんが、外にまで逃げたそいつはすぐ脇にある立ち食いそば屋さんの中に逃げ込んだのですが、自分の怒鳴り声で事情を察してくださった通りがかりの方の一人が逃げ込んでくれた事を教えてくださり、自分と先輩が食事をとっている方が何人もいる店内に、これまた自分が
逃げてんじゃーねーよ!
と叫びつつ突入。
奥に逃げようとしたものの、行き止まりでこちらに戻りかけていたそいつを取り押さえ、どさくさに紛れてという事は断固として無く、逃走防止の致し方ない手段として、とっさの判断として他に方法が無く致し方ない事をしようとした所、先輩もやってきて、自分に落ち着けと声をかけてくださり、二人になってので致し方ない手段を執る必要もないと判断し、テイチョーに逃走犯の両脇抱えて、おそば屋さんの店員のおばちゃん達、食事中の皆様方に
お食事中すみませんでした。
と謝りつつ、事務室まで脚が痛いと言って右足を引きずる逃走犯を公衆注視の中ご案内(W。
そして事務室内の一番奥に厳重な監視下の元にご案内し手から自分はそば屋さんにまた戻り、もう一度丁重に謝罪しておく。
本当にすみませんでした。
その後お巡りさん達がいらしてくださるが、女性はパニックに近い状態に陥ってしまっていたり、実際にはただの痴漢ではなく露出狂+痴漢である事が判明したり、犯人が痛めている脚が連行される際に引きずっていた脚が左足になっていたのでそれを冷たく指摘したらまた右足に変わり、事務室内に残っていたお巡りさん達とそれを笑ったりしていたりしましたが、はっきり犯人か分からない痴漢は未だともかく、こういって奴はその場で撲殺させて欲しいです、マジで。