神宮クリテでの六本木急行氏失格事件

先日おこなわれた神宮クリテリウムにおいて六本木急行氏こと、高岡選手がUCI規定に準拠しているJCF規定に違反する機材使用、要はフロントのスリーバトンホイール使用につき失格となりましたが、少なくとも今回の件に関して言えばですが、


理解は出来ますが、納得は一切出来ません。


確かに高岡選手は違反機材を使用したというのは事実ですが、スタート直前に突如としてつけ、すさまじい数の参加者に紛れてスタートして、最後の最後まで集団内に隠れてスプリントで勝ったというわけではありません。

スタート前から堂々とあのホイールをつけ会場内にいらっしゃり、参加者も確か見た感じでは30名前後で、レースもポイントレースということで前半から集団内前方で積極的に行動し、中盤以降はぶっちぎりで逃げまくり目立ちまくっていましたし、ゴールもぶっちぎり独走でしし、表彰式も問題なく執り行われました。



コーナーでの高岡選手。
はっきりとホイールが確認できます。



ぶっちぎりで逃げている高岡選手。
他の選手に紛れることは不可能です。



ぶっちぎりでゴールした高岡選手。
少なくともこの時点ぐらいはスタッフや役員さん達の目が高岡さんに集まっていると思います。


確かに機材規定違反ではあるわけですが、
どうしてスタート前に誰も指摘しなかったのか?
どうしてゴール直後に指摘しなかったのか?
どうして表彰式までやってしまったのか?
というかそもそも会場内のスタッフや役員さん達はこの問題に気がついていなかったのか?


正直実際に会場にいた人間としては、その場にいなかった人間。
要は各サイトでの画像を見た人間がそれを強烈な勢いで学連側に指摘し、学連側がその事実に漸く気がついたか、前座レースであることから大目に見ていたかしていたのを撤回せざるを得なくなったのではないかと邪推します。


正直5年以上前の実業団レースみたいに、鵜の目鷹の目で、ツールとかではどうしてだか使われていてさらに全く問題がなかったUCI違反ホイールの確認をしている実業団スタッフの皆様の姿が目に浮かびます。
今回の一件が変な風に尾を引かなければいいのですが・・・。


もちろん最初から違反機材を使用するなと言うのは確かですが、それについては既に書いていますのでご理解とご協力のほどをお願い致しますw。



※高岡氏のブログの当該箇所
http://d.hatena.ne.jp/RoppongiExpress/20090222
http://d.hatena.ne.jp/RoppongiExpress/20090223